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身体が硬い人にヨガは無理?注意すべきポイントやおすすめの流派も解説

ヨガ 体 硬い

この記事では...

体が硬い人がなぜヨガを行うべきなのか?硬い人がヨガ中に意識したいポイントをご紹介します。

体が硬いからヨガなんて無理そう・・別に硬いままでもいいや・・と諦めている方はぜひご参考ください。

ヨガパラ編集部より

体が硬くてもヨガはできる!

ヨガをやっている人を見ると体が硬い自分なんて・・体が柔らかい人がやるものなんでしょ?とつい思ってしまいますよね。

中には、体が硬くて不格好になるのが嫌・・なんて考えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、あえて断言すると体が硬い人でもヨガはできます!

どんなに体が硬くてもヨガはできないなんてことは決してなく、諦める必要は全くありません。

確かに一見体が柔らかくないとできなさそうに見えるヨガではありますが、実は柔軟性を必要としないポーズも数多くあり、体が硬い人でも無理なく行えるものなのです。

また、ヨガ初心者の方はインストラクターさん達のようにカッコよく綺麗にポーズを取りたいと思いがちなのですが、そもそもヨガに完璧が求められていませんし、完璧にポーズを取らないとヨガの効果が得られないわけでもありません。

実際、ヨガ教室の生徒さんの中には体が硬い人はごまんといて、そういった方々は自分の体の状態を理解した上で1つ1つのポーズを自分のできる範囲で行い、しっかりとヨガの効果も実感していることでしょう。

むしろ体が硬い人にこそヨガはおすすめ!その理由とは…

ヨガを続けると体が柔らかくなる

ヨガは柔軟性を上げる効果があり、そのことを裏付ける科学的な研究データも豊富にあります。

たとえば、2010年に59名の被験者を対象に行われた研究(R)によると、パワーヨガを半年間の指導を半年間行ったところ柔軟性のスコアが11%伸びた報告がされています。

実際、また、色々なヨガインストラクターの話を聞くと、「前屈がすごく苦手だった」「実は元々体が硬くて…」といった人も少なくなく、ヨガを始めてから前屈が以前よりも楽になったり、ポーズが楽になった経験がある人も多いのではないでしょうか。

極端に言うと体が硬くてもヨガインストラクターさんくらいまでは柔らかくなる可能性があるともいえますし、ヨガをきちんと行えばあなたの硬い体も次第に柔らかくなっていくことでしょう。

ヨガの効果や成長を実感しやすい

体が硬い人ほどヨガの効果や自身の成長を実感しやすい傾向にあります。

硬い人にもできるといっても中には硬いと難しいポーズもいくつかあり、例えば脱力のために行う前屈のポーズは体が休まるどころかキツく感じることもあります。

周りはできているのに自分だけみっともない…と悔しい気持ちになるかもしれませんが、それは最初だけ。
ヨガを続けていく内に着実に体が柔らかくなりますし、見方によっては体が柔らかい人よりも硬い人の方が柔軟性の伸びしろがあるともいえます。

たとえば、体が硬い人が苦手になりがちなダウンドッグポーズ。最初はもも裏が張ってキツく感じていたのが、いつの間にかその辛さがなくなって気持ちよく感じるように・・なんてことはよくあること。

これは体が硬い人だからこそ感じられる成長ですし、柔軟性の向上効果は硬い人ほど実感しやすいといえるのではないでしょうか。

実は体が硬い人の方がヨガで怪我をしにくい

体が硬いと無理に体を伸ばした際に痛みを感じやすいと同時に、自分の限界もわかりやすいです。

そのため、無茶して体を伸ばすような真似はしないでしょうし、自分のできる範囲で体を伸ばすように自然と体が動かします。

逆に体が柔らかい人は硬い人に比べて自分がどこまで伸ばせるのか把握しづらく、限界以上の負荷をかけすぎやすいです。

それが元で筋を痛めてしまったり、場合によっては大きな怪我につながってしまうことも…

意外と体が硬い人の方が限界がわかりやすく、怪我をしづらいものなのです。

硬いことが原因で起こる不調も改善される

体が硬いことにより体に様々な不調が起きます。たとえば、

  • 肩がこりやすい
  • むくみやすい
  • 血行が悪くなる

といったような症状が現れやすいと言われていおり、ヨガで血流が改善されたり、体が柔らかくなることにより、これらの症状の改善が期待できます。

たとえば、魚のポーズやうさぎのポーズは肩こりの改善に効果的なポーズとされていて、体が硬い方でも無理なく行えるポーズです。

もちろん、上記のもの以外にもヨガには様々な効果があるので、ぜひその効果を味わってみてはいかがでしょうか。

体が硬い人がヨガを行う時の注意点やポイント

ポイント①:適度な刺激を意識しましょう

ポーズ中、体のどの部分が痛いのか、逆に伸びやすいのか、どういった姿勢になると痛みを感じやすいのかなど、体に与えられている刺激に意識を向けましょう。

たとえば、あぐらの姿勢になった際、膝がプルプルしていないか、窮屈感を感じていないかなど、ちょっとした姿勢でも様々な刺激を感じ取ることができます。

また、左右によって体の硬さが違うので、体の左側と右側でどのように伸びが違うのか意識して感じるのもいいでしょう。

体の理解が深まることはヨガを行う大きなメリットでもあり、健康への第一歩なのです。

ポイント②:深い呼吸を意識しましょう

息を深く吸って吐くことで筋肉が緩みやすく、体も伸びやすくなります。よく長座前屈を行う時に息を吐くタイミングで体を倒すと伸びやすいと言われるのはこのため。

特に、プランクポーズや女神のポーズなどのきついポーズの時は呼吸が止まりがちなので要注意。

これらのポーズ以外にも、ヨガでは呼吸に合わせてが非常に大切になってくるので、しっかりと深い呼吸を意識しましょう。

体が硬い人はホットヨガの検討も

ヨガには様々な種類がありますが、特に体が硬い方におすすめなのがホットヨガ。

高温多湿の環境で行うホットヨガは筋肉や関節がほぐれてポーズが取りやすいと言われています。

もう少し具体的にいうと、体の硬さは関節の可動域に関係しており、体を温めることによりその可動域が広がったり、緊張した筋肉がほぐれて、体が動かしくなります。

お風呂に入ったあとにストレッチをすると体が伸びやすいのと同じ話ですね。

つまり、ホットヨガは体が硬い人向きのヨガということです。

そのため、体が固くてヨガができるか不安という方はホットヨガを選ぶのも1つの手といえるでしょう。

完璧は求めずに!無理のない範囲でヨガを楽しみましょう

体が硬い人にヨガは無理?のまとめ
  • 身体が硬い人でもヨガはできる!
  •  体が硬い方におすすめの理由
    • 柔軟性が高まる
    • 成長を感じやすい
    • 怪我をしにくい
    • 体が硬いことが原因の不調が改善される
  • 体が硬い人がヨガを行う時に意識したいポイント
    • 適度な刺激を意識する
    • 深い呼吸を意識する
  • 体が硬い人におすすめのヨガ
    →ホットヨガ

なぜヨガが体が硬い人に向いているのか、実際に硬い人がヨガを続けている理由がおわかりいただけたのではないでしょうか。

もしかすると、最初の内は硬い自分の体に恥ずかしさや情けなさを感じるかもしれませんが、周りとは比べず完璧を求めずに無理のない範囲で行うようにしましょう。

そうして続けていく内にあなたの硬い体も徐々に柔らかくなっていくと思います。

もしどうしても自分のポーズを周りに見られたくないようでしたら、いきなりヨガ教室に行くのはでなく、まずは自宅でヨガを取り入れてみるのも1つの手ですね。

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